【診断士亀田のあれやこれや!Vol15 病院マーケティング 】
こんばんは!ACG亀田です。先日、久しぶりに病院に行きました。その病院は最近大幅なリニューアルをしていました。一言でいうなら近代化です。
診察券を予約機に差し込むと、予約券が出力されます。また、診察室の前には、自分の前に大きなビジョンがあり、予約番号は出たら、診察室に入る。システマティックです。
また、随所に、電子化が進み、医師もパソコンを駆使していて、レントゲンやエコーなど機器の予約や患者の予約管理もパソコンで行っているそうです。
これだけ聞くと、とても効率的でスマートな病院オペレーションが想像できますよね。でも、実際は違いました。私のように、比較的ITに親しみのある年代層であれば問題ないのですが、主要顧客(?)であるご老人にとっては、戸惑いの連続であり、口々に「前の方がよかった」とつぶやいていました。ただ、この問題は、時間が立てばいずれはなれてくるかもしれません。
実は、このシステムの影響は医師サイドにもありました。ある医師にこのシステムについて感想聞いたところ「確かに便利になったが、患者と向き合う時間が減った」いうのです。
これまでのシステムでは、次回の診療の予約をとるときは、紙のスケジュール表に手で記入するわけですが、その際は患者さんの顔をみながら記入していました。
しかし、今のシステムではパソコンによる予約システムのため、パソコン画面とキーボードのにらめっことなるわけです。
ひとりの患者に費やせる時間は限られています。その貴重な時間はなるべく多く、患者と向き合いたいというのが、医師の素直な気持ちのようです。
向き合うことで、数値や検査では読み取ることの出来ない体調具合を把握することが出来ることもあるでしょう。
便利さを追求するがゆえに、大切な何かを失ってしまった気がします。トータルとしては顧客視点で便利さを追求したマーケットインとしての対応なのかもしれませんが、プロダクトアウトと的な要素も大きいかもしれませんね。では、また!
- 投稿者:亀田 憲
- 日時:2007年11月14日 23:55
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