診断士亀田のあれやこれや!Vol11 ワタミを本屋で
先週の日曜日に、本屋で面白いムックを見つけました。それは、「ワタミ(居酒屋)について様々な角度で紹介する」ものでした。しかも、合計で1万円得するチケットつきです。ちなみに、ムックは、magazineとbookを合わせた造語です。
さて、本題にもどります。このムックの存在こそ、ブランディング活動の新たな試みだと思いました。
もちろん、お得な割引チケットにより来店誘致にはなりますし、本の販売による印税を期待できます。ただし、出版にまつわるコストと在庫リスクなどを考慮したら、あまり美味しいビジネスとはいえないですよね。それでも、一般本屋で平積みで置かれるムックを出版したのは、居酒屋チェーンの中でのブランド価値を上げるための、投資と考えたからじゃないでしょうか。
効果としては、①本屋での露出によるブランド接触が増える、
②本を出版すること自体でワタミのメジャー感、一流企業感が向上する、
③もちろん、本を読んだ人はワタミブランドを良くしることになり、好意度があがる。
④クーポンや本をきっかけに来店することでブランド体験を促進させる、
⑤株主に対するアピールになる、
そして最後に、
⑥アルバイトを含めた従業員の、ワタミに対する忠誠心、愛社精神があがり、
⑦それはインターナルマーケティングにつながり、提供されるサービスの質の向上が図れる、など思いつくだけでもたくさんあります。
これまでも、スターバックスやリーバイス、スウォッチなども同様に、ブランドムック的なものは販売されていましたが、居酒屋チェーンといったいわゆるブランドを売り物としない業態では初めてでした。
ブランドがいかに企業の戦略の中心となっているかを改めて実感しました。
今度はどんな企業ムックがでるかな!?
では、また来週。
- 投稿者:亀田 憲
- 日時:2007年10月16日 23:29
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